■ 車検を取れない大型のトレーラーの輸送に関して2012.12.28

2012年12月27日 国土交通省に於いて 「基準緩和自動車の認定要領について(依命通達)」(平成9年9月19日付け自技第193号)に関して一部改正が行われました

平たく言えば 車検取得不可能な大型トレーラの運行に関して
過去 公道上の輸送が不許可だったことが 同日付けで「基準緩和の認定」の申請ができるようになりました

平成5年に初めてパークトレーラーが米国から輸入され
平成7年には経済企画庁が主催していたOTO輸入問題に取り上げられて以来
当時の運輸省は通行許可申請を全て審査せずに「分解して運べ」の見解を崩していませんでした
その為 阪神淡路大震災の時 被災地におけるパークトレーラーの有効性を全く無視をしていました
その後 米国製パークトレーラーを模作した 似たりて非なりのトレーラーハウスと称する 和製トレーラーが市場を席巻し その性能・安全基準に関しての問題が今回の決定を送らせた要因にも
東日本大震災の復興事業の一端として 明らかに安全を無視した輸送が行われ 各地で警察にその運行を差し止められた事態が起き やっと重い腰を上げたと考えます

今回の緩和に関して 大型トレーラーの販売輸送を行なっている会社で「トレーラー推進協議会」を発足させ 私も協議会の理事として 国交省の担当官と折衝を行って来ました
本来の予定では本年8月末を目処に会議を行っていましたが
正直 今回の決定は余りにも遅すぎ 且つ その内容は現実をさほど考慮していない内容と感じました

大型トレーラーの米国RAIAの製作基準に関し
本年11月26日〜12月4日の間 米国大使館商務部と訪米し確認した事実を報告いたします「過去から2012年11月末時点までの間 米国RVIAが定めている制作基準を日本製のトレーラーハウスと称する大型トレーラーを検査・審査を行った事実は一切なく 当然 基準適合であることを認可した事例は一切ない」とのことでした
日本国内に於いて あたかも米国RVIAが定めた基準に則り制作されているような印象を与えている宣伝広告に関して憂慮しているとのことを確認致しました

私として 今回の国交省の決定に関しては 非常に不満であることをお伝え致します
改定されて 直ちに改正の請求をすること自体がおかしなことですが
今後もさらなる改正がなされるように努力していく所存です



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